ども、ヨネンネです。
ニュージーランドで行っても損じゃないくらいの気持ちで観に行ったKiwi。実物は写真でみる何倍も可愛くて、ずっと観てられるくらい愛くるしいです。
Kiwiの魅力
Kiwiは、ニュージランドの国鳥で他国で見ることはできません。
種類は4種類で生息地や色などの見た目が少しずつ異なります。
総じて、キウィフルーツに見た目は似ています。
ただ、Kiwiの名前の由来はその鳴き声からマオリ族がつけたものであり、キウィフルーツから名づけられたのではありません。
逆に、キウィフルーツという名前がKiwiに由来すると言われています。
丸っこくてフワフワに見えるKiwi。飼育員さんが手のひらに載せている写真がよく出回っています。
まず、実物で確認して頂きたいのは、その大きさです。大人のKiwiは体長40cmほどで実はバスケットボールより大きいんです!
次によく見て頂きたいのは、長い嘴のようなもの。”のようなもの”と記載しているのには訳があるんです。現地で是非その訳を解明してほしいです!
最後に、Kiwiの天敵と保護活動について。Kiwiは、天敵から身を守るために夜行性になりましたが、現在はその戦略は上手くいっていません。その理由は、天敵となる哺乳類が人によって持ち込まれたから。
Kiwiを絶滅の危機から守るため、ニュージランドの森では至る所でその対策をみることができます。
必ず展示物や飼育員さんから保護活動について説明があると思いますので、是非みて、聞いてきてください。
観るのにお勧めな場所
今回の旅行では北島に行かなかったので、南島で行って良かったと思えた場所を紹介させてください。
- Kiwi Park Queenstown
- Willowbank Wildlife Reserve
Kiwi Park Queenstown
クイーンズタウンのパノラマ展望台のふもとにある施設。
立地 :★★★★★
羽数 :★★★★★
接近度 :★★★☆☆
魅力 :★★★★★
昼夜逆転するように育てているので、日中に活動しているKiwiを観ることができます。
餌やりの時間帯に飼育員さんが、Kiwiの特徴や生活、とりまく環境について詳しく面白く解説してくれるのが、とてもお勧めです。
また、Kiwi以外の動植物も豊富で、各国語の音声ガイドと英語にはなりますが紹介パネルで説明があるのも推しポイントです!
他の施設では展示パネルも簡素で充実性は感じられませんでした。
ニュージランドは、マオリ族以外のいわゆる開拓者たちの歴史は浅く、日本の教科書に載るような歴史的建造物等はありません。動植物やマオリ文化を理解したほうが、ニュージーランド観光はより楽しいと個人的には感じています。
なので、Kiwiだけでなく色々なことを包括的に学べるKiwi Park Queentownは、他の場所を観光する上でもお勧めです。
Willowbank Wildlife Reserve
Kiwiメインではないが、昼夜逆転したKiwiが観られる施設。
立地 :★★☆☆☆
羽数 :★★★★★
接近度 :★★★★★
魅力 :★★★★☆
こちらの施設はなんと!Kiwiの飼育域が観覧者と完全に隔たれていません!Kiwiの足音やにおいまでがわかる珍しい施設です。
ぐるっと園内を回った最後にKiwiがいるので、時間がない方はその点ご注意ください。
隔たれていないってそんなに魅力的なのかな…と思っていましたが、私はこの施設に行って初めてKiwiのあることに気づくことができました!ここで書いてしまうと感動が半減してしまうので、記載はしません。
ちなみに、鳴き声や足音ではありません。鳴き声は小さい女の子の金きり声みたいな感じです。カサカサと落ち葉を踏む音は、とても愛らしかったです。
施設全体としては、各動物たちの展示パネルの紹介文があってないようなものであり、生態を知るという意味では充実度が少し足りないと感じました。
ただ、馬やヤギなどの家畜もみられるバランスの良い施設となっています。
何よりKiwiを隔たりなく観られる唯一の施設であるので、一度訪れてみる価値はあると胸をはって言えます。
Kiwiは、次回ニュージーランドに行くとしても、また観に行くと確信できるほど、とても魅力的な生き物でした。